化粧水などの成分表示を見てみると、多くのものに配合されているのがグリセリンです。
グリセリンは固体が液体になる温度である融点が18度と低く、冬場などでも安定して使うことができます。
また、水溶性があり水となじみやすく、保湿効果が期待できる吸湿性があるのが利点です。
さらに、水に混ぜると発熱する溶解熱が出る、つまり発熱する効果があり、ヒアルロン酸やコラーゲンと組み合わせると保湿効果が高まり、化粧成分に有用性を発揮する伸びや滑りにもつながります。
そのため、乾燥肌を防ぐのに有効で、お肌の潤いを保つことができるのでお肌にハリや艶を与えることにも貢献できるに違いありません。
グリセリンは植物や海藻、動物とともに人間の体の中にも含まれているので、敏感肌の方など安全性を気にする人でも使用できるメリットがあります。