毎日肌に塗る事の多い化粧品ですが、肌からの摂取で効果があるのでしょうか。
皮膚を通して成分が体内に浸透する事を経皮吸収と言い、日常生活の中で使用されている例としては、ぜんそくが起きた際に貼る貼付剤や、禁煙のためのニコチンパッチなどが挙げられます。
化粧品の成分はというと、分子が大きく角質層の細胞と細胞の間を通ることすらできないため、肌から摂取する事は難しいと言えるでしょう。
例えば、美容成分であるヨクイニンは、ハトムギの種子から作られており肌荒れやイボに効果を発揮します。
しかし、ヨクイニンの成分が肌表面の荒れやイボに効果があるという事であり、実際に皮膚の奥まで浸透し肌からの摂取で効果が出ているとは言えないようです。